前回、第4の鳥居までご紹介させていただきました。
第4の鳥居の手前にある手水舎で手と口を清め、軽く一礼をして鳥居をくぐると社殿がお目見え(^^♪
まず、正面にある拝殿で参拝。『2礼4拍手1礼』まずはお賽銭をいれ、深い礼を2回。この時に私は住所、名前、参拝できる感謝を伝えながら。その後、拍手を4回して祈念し、最後にまた深い礼を1回。
『2礼4拍手1礼』は出雲大社だけ。
「四季を表し、実りと繁栄を祈願している」とか「東西南北(四方向)を守護する神に敬意を示している」という説があります。他にも4つに魂や神様を表現している。4「し」=「幸せを呼ぶ」という意味合いが込められているという説も。
この拝殿は戦後最大級の木造神社建築といわれています。しめ縄が一般の神社と違い左右逆になっています。
そして、拝殿の裏に回ると八足門。ここからご本殿を参拝してから、ご祈祷をしてもらうために、申込にいきます。
ご祈祷の時間に合わせて先に回ったり、後からまわったり…反時計回りに境内をまわります。
今年のご祈祷は”神楽殿”でしてもらい、その後に【八足門】の内から特別参拝をさせていただきました。なんともいえない高揚感。日頃の感謝と、良いご縁をたくさんいただけますように…
八足門から右側(東側)に全国から集う神々のお宿『東十九社』
年に一度だけ『神在祭』の期間だけ開きます。
そのままご本殿の横を進み、真後ろとなる場所に大国主大神の親神であり、ヤマタノオロチ退治で有名なスサノオノミコトをお祀りする素鵞社(そがのやしろ)があります。実はここが出雲大社のパワースポットとも言われています。
素鷲社の背後に、出雲大社を見守る八雲山の岩がせり出しています。八雲山は禁足地であり、一般の人は入ることのできない聖域。ここは聖なる山に触れることができる唯一の場所。お社をぐるっとまわり、岩に手のひらをあてパワーチャージ!!
そして、稲佐の浜で頂いた砂を奉納し、代わりに社殿の下に置いてある砂を分けて頂きます。撒くと土地を清めるご利益があるといわれています。私は、持ち帰った砂を家の敷地4隅に埋めます。マンションなら、清め塩ならぬ、清め砂もいいかもしれません。
また神在祭の時期は横にある銀杏木が黄色く、落ち葉で埋もれた場所はまさに黄金。それだけでパワーを感じてします。ハイテンション!(笑)
ご本殿を囲む西側に「本殿西遥拝場」があります。ご本殿内の御神座は正面ではなく西を向いているのです。ここは大国主大神の正面に向かってお参りすることのできる、貴重なスポットなのです。
御本殿、左側に『西十九社』があります。そこを過ぎて左に進むと日本最大級の大きさ『大しめ縄』がある神楽殿があります。以前は、ご縁を頂けるようにと大しめ縄に5円玉を入れる参拝者もいましたが、数年前から保護のため行われていません。神楽殿の裏手にも【福迎の社、三歳社】があります。
御本殿を中心にまわって、拝殿まで戻り、右側にある北島國造館境内をまわります。それから、今年初めて知った『真名井の清水』出雲大社の神事にも関わる神聖な水として、清々な水が枯れることなく湧き出ており、神水として汲みにくる人が絶えないと。島根の名水百選に選ばれています。
毎年、参拝してもまだまだ、こんなところに!!がたくさんある出雲大社。
心行くまで参拝した後は、神門通りでお土産とぜんざい・出雲そば…お腹を満たします(^^♪
次回は出雲大社と両詣りしたい!!【美保神社】をご紹介予定。
過去のパワースポットはこちらから(嬉しいことが起こるかも!)
<月山神社>
〈白山洞門〉
〈鳥居杉〉